積水ハウス 住不を超え、リフォーム業界1位に

2013年1月期決算　売上高１１１５億円に

　積水ハウスグループが3月7日に発表した２０１３年1月期決算は、リフォーム売上高が前年同期比で9.2%増の１１１５億円だった。リフォーム業界最大手の住友不動産グループの前期リフォーム売上高１０４４億円を超え、業界最高売上高実績を更新した。

　リフォーム事業の営業利益は同19・８%増の１１５億円。営業利益率は10.3%と0.9%改善。受注高は1163億円となる。売上高のうち、戸建てリフォームは同10.6％増の８７９億円、賃貸リフォームは同4.4％増の２３６億円。増収の大きな要因は、太陽光発電システムの販売。受注は前年同期比2.8倍の７２４９棟となった。
201４年１月期のリフォーム売上高計画は9.4%増の1220億円。営業利益は12.6%増の130億円。

　なお、リフォーム売上高には、積水ハウス（大阪府大阪市）のカスタマーサービス部門、積水ハウスリフォーム（自社戸建て対応）、積和建設（自社ストック以外のリフォーム）、積和不動産（賃貸関連）などのリフォーム売上高が含まれる。

　積水ハウスグループ全体の売上高は同5.4％増の１兆６１３８億円。最終利益が同60.4％増の４６４億円と増収増益だった。