2013年5月27日および7月1日の2回にわたり、石州瓦が島根県の浜田港から中国に出荷された。
これは積水ハウスが中国遼寧省瀋陽市で進めている大型都市開発事業のプロジェクトの一環で、建設する集合住宅16棟分の屋根材として平板瓦11万枚。出荷総枚数としては過去最大規模になる。
そのうち6万枚を出荷した5月27日には、浜田港福井埠頭において、石州瓦工業組合主催の出港記念式典が行われ、関係者30人が出席した。
石州瓦工業組合の佐々木賢一理事長は「厳しい寒さの瀋陽市で、凍害に強い石州瓦の特性が評価された。これを弾みに輸出拡大を進めたい」と語った。
石州瓦は、2012年に台湾、フィリピン、ロシア向けに16万2千枚を輸出しており、今年はそれを上回る実績が期待される。

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