ヤマダ電機グループ傘下の住宅メーカー、ヤマダ・エスバイエルホームが発表した2013年3~8月期の連結決算は、売上高が218億円、経常損益が7億円の赤字だった。リフォーム事業は、受注高は増えたものの、工事進捗の遅れなどにより、売上高は約35億円で、前年同期比2.5%減収、営業赤字に終わった。これに先立ち、通期の業績見通しについて下方修正も発表した。
説明会に出席した松田社長
通期では、売上高が従来予想を25億円下回る535億円(前期比34%増)に、最終損益も10億円の黒字から2億円の黒字に縮小する見通しだ。
リフォーム事業について松田佳紀社長は「上期リフォームが苦戦した要因は、オーナーリフォーム比率の低下で、オーナーへのアプローチを強化する」と述べ、新築OB顧客への働きかけを今後強める方針を明らかにした。さらに「リフォーム事業推進部を発足させ、本部機能を強化する」と、組織再編に取り組む姿勢を示した。
また、ヤマダ電機店舗内で展開する「トータルスマニティライフコーナー」については、「現在167店舗で展開しており、ここから得られる情報をもとに効率的な営業活動の強化を図りたい」と強調した。

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