アートリフォーム(大阪府吹田市)の業績が順調に推移し、今期は30億円を突破する見込みだ。
約36坪の10店舗目はあえて相談スペースのみに
好調な業績を支えている理由の1つが継続して行っている拠点の拡大。10月には10店舗目となる拠点を、神戸市のハウジング・デザイン・センター神戸にオープン。商業施設への出店は同社初となる。
「神戸市には、東と西の端に店舗がありますが、真ん中の位置に出店したいと2年ほど前から考えていました」(大本哲也社長)
店舗スペースは、約36坪、3階のナサホームが展開する水まわり専門店「みずらぼ」と住友不動産の「新築そっくりさん」と隣り合う店舗となる。ハウジング・デザイン・センター神戸には、住設建材メーカー各社がショールームを出店しているため、同社の他の店舗のようにキッチンやバスなどを置くショールームスペースは設けず、相談スペースのみとした。現在、3名のスタッフでスタートし、来年には倍に増員する方針だ。
同社は今期中(7月決算)に、あと2拠点の出店を計画しており、確定している大阪府豊中市の江坂駅前の拠点と、関西圏でもう1拠点出す考えだ。今年から、新卒採用も開始しており、来年4月には19名の新卒採用も予定している。
「集客は、うまくできていますので、人材の採用を強化していきます。5月に出した横浜支店も現在、2名で運営していますが、人を増やす予定です」(大本社長)

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