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古民家向け住宅ローン開始三井住友信託銀行、住友林業と提携

古民家向け住宅ローン開始 三井住友信託銀行、住友林業と提携

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 三井住友信託銀行(東京都千代田区)は住友林業(東京都千代田区)と提携し、古民家リフォーム時の融資を行う住宅ローンの提供を開始する。

 住友林業の子会社の住友林業ホームテック(東京都千代田区)が、古民家(1950年以前建築)の居住者や購入検討者を対象に運営する会員制クラブ「百年のいえ倶楽部」の会員向けに提供していく。

 会員に向けてはローン以外にも、古民家の維持・管理に必要なサービスとして、定期預金の金利優遇(最大で年率0.1%上乗せ)や遺言信託の基本手数料割引(30万円を5万円へ)なども提供する。これは通常は3000万円の取引残高がある顧客を対象にするサービス。

 住友林業ホームテックは10年以上前から古民家のリフォームに力をいれ、2013年度で年間売上高約55億円、受注件数は約270件まで拡大している。

 住友林業ホームテックの担当者は「林業・木材建材事業を担う当社として、日本の伝統的な住まいを残すことに使命感を感じている」と話している。

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