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朝日建物管理(大阪府大阪市)とボーダレスハウス(東京都台東区)は3月、国際交流に特化したシェアハウス「BORDERLESS HOUSE 池袋」を開業した。今後は朝日建物管理が建物管理、ボーダレスハウスが運営する。
「BORDERLESS HOUSE 池袋」1階のリビング・キッチンスペース
今回の物件は、2社共同で東京都豊島区にある築33年の鉄筋コンクリート造の元朝日新聞販売店をリノベーションし、1月24日に竣工。朝日建物管理が事業主となり、ボーダレスハウスが事業企画の立案から設計・施工、監理、プロジェクトマネジメントを担当した。
同ハウスは定員11人と少人数で、入居者同士が家族のような関係を築けるように空間設計している。1階のリビングとキッチンは間仕切壁を取り払い、共用スペースに入居者が自然と集まる工夫を施した。2階と3階の専有部は、部屋の上部に設置されていた戸棚を取り払い、空間に広がりを生み出している。既に11室中9室に入居予約が入っており、海外国籍枠は満室だという。
ボーダーレスハウスは、家主へ家賃保証をするサブリース型の国際交流シェアハウス事業を2008年に開始。同社が手掛けるシェアハウスは、入居者の半数以上を外国人が占める。入居者は国籍を問わず家族のように暮らす。語学を学べるなど日本に居ながら留学体験をできるのが特徴だ。

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