・旭化成建材と旭リサーチセンターは温熱性能の高さと空間活用の満足度の関係を明らかにした
・調査では、温熱性能が高い住まいでは生活価値が5つあることを指摘
・温熱環境に影響を与えるのは、住まいの形態や住宅情報収集などである
廊下が居住スペースに
温熱性能が高い住まいに暮らしている人ほど、冬季に無理のない家事や行動と、無駄のない空間利用をしている傾向にある。この発表は旭化成建材(東京都千代田区)快適空間研究所と、旭リサーチセンター(同)ハビトゥス研究所らによる「あたたかい暮らし研究会」の第4回『住まいの温熱環境の実態と満足度』調査報告会にて行われた。
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報告会では、温熱性能が高い住まいの5つの生活価値と、温熱環境の満足度と実際の温熱環境に影響を与える2つの因子があることを指摘。旭化成建材快適空間研究所主任研究員・濱田香織氏は「温熱性能が高い住まいは、満足度が高いだけではありません。今回の調査結果から、生活者は無理、無駄のない合理的な暮らしをしていることが推測できます」と話す。

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