消費増税前に不動産購入意識が高まっている―――。
こんなデータが全宅連と全宅保証協会の共同調査で明らかになった。両団体は20歳以上の男女1万5611名を対象に「不動産」に関するアンケート調査を実施。
不動産を「買い時だと思う」と答えたのは28.6%で、前年より4.4%増。「買い時だと思わない」が17.9%で前年比3.1%減。買い時感が上昇しつつあるようだ。
Q.09年度~13年度不動産は買い時か
買い時だと思う理由については「消費税率が上がる前だから」が51.7%と最多。さらに「不動産価格が安定または上昇しそうだから」と答えた割合は前年に比べて5%伸びた。
一方、買い時ではない理由については「自分の収入が不安定または減少しているから」が45.7%で最多だった。また、「中古住宅購入時に必要なもの」という調査では、「保険が付されていること」が最も多く、66.7%。ついで「履歴情報が残っていること」が61.8%となっている。アンケートは2013年9月23日~10月31日の間、ウェブサイトで行われた。

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