屋根材の開発・製造、販売から施工・アフターフォローまで、屋根に関する様々な事業を展開するカナメ(栃木県宇都宮市)。同社の吉原正博社長は、「企業全体の価値を高めることで、お客様の信頼を獲得しています」と話す。メーカーの商品開発力と、老舗の施工店としての技術力を武器に、全体で59億円、住宅リフォームで約10億円を売り上げている。
高い技術力が評価され、浅草寺宝蔵門の屋根改修を請け負った
グッドデザイン賞を獲得する商品開発力
同社は屋根の板金業として1941年に創業。やがて、より現場の声を反映した商品を求めて、自社で製品開発、製造を開始。現在は、外装や太陽光に関する様々な商品や工法を提供している。
昨年の9月には「カナメソーラールーフ」でグッドデザイン賞を受賞。これは太陽光パネルと金属屋根を一体化した商品。太陽光パネルと屋根は工場で一体化され、施工の際も穴を空けないので、雨漏りを防ぐことができる。加えて、フラットなデザインによる意匠性が評価された。

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