ソーラー事業が不調
パナソニック(大阪府門真市)の住宅設備事業が伸び悩んでいる。同社が発表した2017年3月期の決算では、中核を担うエコソリューションズ社の売上高は前期比3%減の1兆5457億円。営業利益は18%減の625億円で減収減益だった。
業績低迷の要因は、新築住宅着工棟数の減少に伴う、国内住宅ソーラー事業の縮小。「ソーラー事業単独では赤字」(津田一宏社長)だった。
このため、今期増収増益を目指す同社はソーラー事業の黒字化を大目標に掲げた。施策は海外展開。昨年12月に提携したアメリカ・テスラ社と協業し、アメリカでの販売を強化する。

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