「TOTOリモデルクラブ店会交流会」、102店会が様々なノウハウ共有

　TOTOのリモデルクラブが主体的に各地で運営するリモデルクラブ店会。年に1度の交流会がグランドニッコー東京台場を会場に開催された。当日の様子をリポートする。

分科会は延べ800人が受講

　10回目となるTOTOリモデルクラブ店会交流会は102店会から203人が参加して開催された。全体会と分科会、懇親会の3部構成で全国から集まった店会の交流や取り組みが披露された。特に分科会では各地の現在進行系の活動情報の発表が行われ、それぞれの店会へのノウハウ共有が図られた。

　今年は分科会の充実が目立ち、3会場に分かれて12の取り組み発表が各地の店会から行われた。聴講者は同時に進行する3つの発表から関心の高いものを選択して受講。出席者は延べ800人。この場で得たノウハウは後日、地元店会で共有するという参加者が多かった。

分科会レポート(1)

店会認知と地域貢献のための活動が地元の恒例行事に！
～活動10年目「夢の○○コンテスト」～　≪南房総・館山店会≫

1000を超える小学生が毎年参加

　南房総・館山店会は2007年からスタートした小学生対象のコンテスト企画の取り組みを紹介。これは地元の18の小学校の夏休みの課題として子どもたちの夢の水まわり商品をイラストと説明文で提出してもらう企画。

　昨年度は1067作品の応募があり、地元の恒例行事として定着しており、地域密着に成功している取り組みの詳細に聴講者も興味津々だった。

会場の聴講者の学ぶ意欲も高い

◆受講者の声◆
細かいノウハウが参考に　（高知店会 光テック　弘内喜代志社長）

　我々も地域に根差した企業を志向しているので、非常に参考になりました。継続が大事だなというのと、教育委員会や学校への折衝など細かい運営上のノウハウも勉強できました。