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積水化学工業、「太陽光2019年問題」に対応蓄電池販売強化

積水化学工業、「太陽光2019年問題」に対応 蓄電池販売強化

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要約すると

・積水化学工業が蓄電池の販売強化に乗り出した
・太陽光発電システム販売の拡大が見込めないと判断したため
・自家消費のために電力をためる蓄電池の購入ニーズが高まるとみる


電力買取、終了OB向け

 積水化学工業(東京都港区)は蓄電池の販売強化に乗り出した。来年、太陽光発電の余剰電力買取制度の固定買取期間10年が満了するOBが出てくるため。これは、太陽光2019年問題とも言われ、売電から自家消費に切り替えるユーザーが増加するとされる。同社は自家消費のために電力を貯める蓄電池の購入ニーズが高まるとみている。

積水化学工業 販売強化する蓄電池(ニチコン社の商品)販売強化する蓄電池(ニチコン社の商品)

 販売する蓄電池はニチコン、京セラ、シャープなどの商品。価格は容量が1キロワットで15万円ほど。「売れ筋は8キロワットで、100万円を超える」(常務執行役員住宅カンパニーリフォーム営業統括部長兼経営管理部長、上脇太氏)。主な営業対象は来年、余剰電力買取制度の固定買取期間の10年間が満了するオーナー。「約5万~6万棟あり、今後も毎年1万棟ペースで出てくる」(上脇氏)。

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