・積水化学工業、53万棟ほどある新築OBの掘り起こしを強化
・5年に1回の定期診断で関係性を維持し、リフォーム受注につなげる
・OBのみならず、新規の顧客獲得も図り売上高1000億円超えを目指す
500人の診断員と1500人の営業が対応
積水化学工業(東京都港区)は、2020年度でのリフォーム売上高1000億円超えを目指して、新築OBのニーズの掘り起こしを強化している。同社の新築OBは53万棟ほど。具体的な拡大策を上脇太常務執行役員に聞いた。
リフォーム売上高推移
小工事でユーザーとの関係を維持
同社のリフォーム売り上げの主力は新築OBからの補修工事の受注。
新築時に最長60年のアフター保証サービスを提供しており、5年に1回の定期診断が主な受注機会になっている。中でも、15年目以降の診断では、外装リフォームを中心とする大型改修を積極的に提案している。
同社の工事件数は年間約13万件にも上る。その多くを占める小口工事には、500人ほどの診断専門のスタッフが対応。それとは別に、約1500人もの営業スタッフが日夜リフォームの営業活動を行っている。
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