流通との価格交渉合理化で
LIXILグループ(東京都千代田区)は7月31日、2019年3月期の第1四半期決算を発表し、増収減益だった。売上高は前年同期比1.1%増の3971億円。東京五輪や民泊などによる非住宅分野での水まわり設備が、増収要因となった。一方、一般企業の営業利益に相当する事業利益は、同65.1%減の65億円、当期利益は同64%減の43億円と、厳しいスタートとなった。
売上高と事業利益
事業利益減少分の3分の2については、「国内の新取引制度や新組織体制の導入によるコスト増、海外でのマーケティング投資などが要因。予定していたものですので、問題はない」(瀬戸欣哉社長)。LIXIL Housing Technology(LHT)とLIXIL Water Technology(LWT)は、1~3月の国内新設着工件数の落ち込みが影響し、大幅な減益となった。

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