欧トレンドの展示ブースも
ドイツの水栓金具の老舗メーカー・ハンスグローエ社の製品を輸入販売するハンスグローエジャパン(東京都品川区)が今年リニューアルしたショールームを紹介する。ショールームスペースを2倍増床し、230以上の商品を展示している。ブランドの世界観や商品の使用感を体感できるところが特長だ。
【リポート/編集部 長田】
黒い森をイメージしたエントランス
色分けでブランドの世界観を明確に
ショールームの扉を開けると、「黒い森」をイメージしたというエントランスが広がる。ハンスグローエが拠点を置くシュヴァルツヴァルト地方が「黒い森」と呼ばれていることに由来する。壁には、「アクサー」がこれまでに発売した商品やデザイナーたちの写真を展示。「アクサー」は、世界的なデザイナーとコラボレーションしたラグジュアリーブランドだ。同社のデザインに対する高い意識を感じられる空間になっている。「世界の最先端で活躍されている著名なデザイナーとコラボレーションすることで、常に高いデザイン性を保持し、世界に発信していきます」とリテール&マーケティング部の小山淳子課長は語る。
ショールームは、同社が持つ2つのブランド「アクサー」と「ハンスグローエ」の空間で構成されている。それぞれ床の色も変え、ブランドの違いを視覚的に感じられるようになっている。
「世界観をくっきり分けた形で、ブランドをお客様にご案内しなくてはいけないというブランディングの狙いがあります」と小山課長。
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