リンナイ(愛知県名古屋市)は、2020年3月期第2四半期(4~9月)累計の決算を発表した。連結売上高は前年同期比1.5%減の1604億円、営業利益は同7.3%増の132億円だった。家事の時間短縮ニーズをとらえ、ガス衣類乾燥機などの国内販売が伸びた。10月の消費増税前の駆け込み需要も販売台数を押し上げた。円高による為替差損を計上し、純利益は9.2%減の80億円だった。
地域別にみると日本は4.7%増、米国は11%増と好調だった半面、景気が減速する中国や韓国、インドネシアが大きく落ち込んだ。韓国は日本製品の不買運動もあり厳しい状況が続く。なお通期の業績予想は据え置き、売上高は前期比2.3%増の3560億円を見込む。

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