純利益、5倍に
三協立山(富山県高岡市)は1月、2020年5月期第2四半期累計(6~11月)の決算を発表した。連結売上高が前年同期比4.7%減の1619億円だった一方、経常利益が同2倍の29億円、純利益が同約5倍の11億円だった。
主力の建材事業で建材製品の災害復興需要が収束、消費増税に伴う駆け込み需要の反動減も出た一方で、建材の原材料に使われるアルミ地金の仕入れ価格が前年同期比で下落し、収益改善につながった。ただ、米中貿易摩擦や米イラン対立の影響が不透明だとして、20年5月期通期の業績見通しは据え置いた。
この中、株式市場では、業績回復基調を評価した買いが入り、半年ぶりの高値水準まで上げた。

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