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大建工業、失敗しない収納計画の心得

大建工業、失敗しない収納計画の心得

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ライフスタイルに寄り添った提案を

 リフォーム後の満足度に大きく影響を及ぼす収納計画。施主のライフスタイルにあわせた提案ができれば、リフォーム後も奇麗に片付いた状態を保つことができる。「お客様に寄り添った提案をすることが満足につながり、心をつかむとほかの仕事も増えていくのではないかと思います」と語るのは、大建工業(大阪府大阪市)の住機製品事業部・事業企画課の内村恵美氏。内村氏はプロに向けて年間30回ほど収納計画のセミナーを行っている。失敗しない収納計画をするための心得を教えてもらった。

大建工業 使用頻度にあわせたゾーニングで体の負荷を減らす使用頻度にあわせたゾーニングで体の負荷を減らす(画像は同社のMiSELの収納例)

物のサイズを把握し、具体的な数を提示

 まず、収納スペースを増やすだけでは片付いた状態は維持できないということ。住まい手が物との付き合い方を理解していないと、物は増える一方だ。施主にはリフォームしたらどういうふうに暮らしていきたいのかを整理して考えてもらう。それをもとに自分の持ち物を見直し、スペースを考えることが大事だ。

 「いるかいらないかを選択し、持ち物を整理することが非常に重要。どれだけ収納が必要なのかがわからないとお客様の満足がいくお家は作れません。ここをしっかり時間をかけてヒアリングしておけばクレームにもなりません」と内村氏。

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