2020アメリカ最新リフォームレポート 最終回
シアトルのデザインリモデルで指折りの企業、ニール・ケリー(本社:オレゴン州)。同社が昨年から注力している提案が付属物住宅ユニット(以下ADU)だ。日本でいう離れだが、建物から独立していなくてもよく、使用用途も多彩で人気の提案になっている。同社のトム・ケリー社長を取材した。
【リポート/教育・出版事業部 中村大輔】
典型的な離れ型ADU
シアトルで「離れ」が人気に
ADUとは、日本でいう離れや、増築部分を独立した住まいとして既存の建物に加えて建築することをいう。類似の提案として、DADU(独立した付属物住宅ユニット)があるが、こちらは母屋から完全に独立した離れを指す。
2019年の5月から、DADUとADUを2つまで母屋とは別に建てられるように規制が緩和された。この規制緩和を受けて、いち早く自社の提案に取り入れて成功しているリフォーム会社の1社がオレゴン州とワシントン州を商圏とするニール・ケリー社だ。
ガレージ上に増築してADUを実現した事例

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