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LIXIL、ペルマスティリーザ社譲渡

LIXIL、ペルマスティリーザ社譲渡

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当期利益も144億円上方修正

LIXILグループ(東京都江東区)は、LIXILの完全子会社であるイタリアの建材子会社Permasteelisa S.P.A.(以下ペルマスティリーザ社)を、アメリカの投資会社Atlas Holdings LLC(アトラスホールディングス、以下アトラス社)に全株式を譲渡すると発表した。売却価格は非公表。合わせて2020年3月期の通期当期利益、税引前当期純利益も上方修正し、前者を176億円から320億円、後者を440億円から470億円と発表した。

ペルマスティリーザ社は、2011年に同社が買収した世界的カーテンウォールメーカー。だが、業績不振が続き、売却するかどうかが焦点となっていた。2018年には、いったん中国企業への売却決定後に対米外国投資委員会から株式譲渡不承認が通知され、連結決算でもその赤字が響き、2019年3月期には530億円の赤字を計上。同年10月には創業者との衝突から瀬戸欣哉社長兼最高経営責任者が解任され、譲渡自体ができずにいた。

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