今期見通しは54%減に
サンゲツ(愛知県名古屋市)は5月、2020年3月期の決算を発表した。連結売上高は前年同期比0.5%増の1612億6500万円、営業利益は同57.2%増の92億6800万円、経常利益は同46.9%増の98億4400万円の増収増益となったが、2016年11月に買収した米国の子会社Koroseal社関連ののれんと無形資産の減損を行ったことで、純利益は同60%減の14億3200万円となった。
壁装事業の売上高は、2019年6月発売の量産壁紙見本帳「SP」の機能性商品の売り上げアップなどから同5.3%増の601億9400万円。床材事業は2019年10月発売のビニル床タイル見本帳「フロアタイル」が拡販するなどで、売上高は同3.7%増の446億9400万円。ファブリック事業は、2019年5月に発売したカーテン見本帳「AC」の北欧調の好調などから、売上高は同1.8%の84億6300万円となった。その結果、インテリアセグメントの売上高は同5.2%増の1256億8800万円、営業利益は同54.2%増の95億1800万円だった。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1655号(2025/07/07発行)1面
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)23面
-
1654号(2025/06/23発行)23面