パナソニックホームズは連結対象外に
パナソニック(大阪府門真市)は5月、2020年3月期の決算を発表した。連結売上高は前年同期比6.4%減の7兆4906億100万円、営業利益は同28.6%減の2937億5100万円、税引前利益は同30.1%減の2910億5000万円、純利益は同20.6%減の2257億700万円。自動車関連や海外市場の家電の落ち込みなどで減収減益となった。
4つの社内カンパニーのうち、住生活に関わるライフソリューションズ社は国内外の電材事業やハウジングシステムなどが堅調に推移したが、2020年1月にパナソニックホームズが連結対象から外れて、トヨタ自動車と新設したプライムライフテクノロジーズ社に移ったことなどから、売上高は同6%減の1兆9125億円と減収になった。一方、その譲渡益などにより、営業利益は同278%増の1798億円と伸びた。また今期のセグメントでは、2020年4月から水まわり設備や建材を扱うハウジングシステム事業部がライフソリューションズ社から離れて、本社直轄に移管されている。
2020年3月期については、新型コロナウイルスの影響が算定できる時期に開示する予定だ。
この記事の関連キーワード : パナソニック パナソニックホームズ パナソニックライフソリューションズ社 住設建材メーカー 売上高 新型コロナウイルス 決算

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)23面
-
1654号(2025/06/23発行)23面
-
1654号(2025/06/23発行)10,11面
-
1654号(2025/06/23発行)8,9面