ナノソリューション、光触媒の新シリーズを発売

銀イオン配合で暗闇でも効果

光触媒酸化チタンコーティング剤の製造・販売・施工を行うナノソリューション（大阪府枚方市）はこのほど、ナノディフェンダーAg＋シリーズの販売を開始した。

用途に合わせて選択可能なナノディフェンダーAg＋シリーズ

従来の光触媒とは違い、暗闇の中でも効果を発揮できるように銀イオンを配合。新型コロナウイルスをはじめ、大腸菌・サルモネラ・カンジタ・白癬菌・肺炎桿菌に効果があると試験で証明されている。

「4月から加盟店の募集も開始しました。今では10社以上の会社で施工が行われています。タクシーや観光バス、飲食店などを中心に1カ月に20～30件程度の施工が行われています。お客様からは匂いが少なくなった、効果がしっかり証明されているので安心できるなどの声をいただいています」（牧村剛代表取締役）

玄関や外壁などの外の部分には太陽光に反応する紫外線タイプ、室内のわずかな光に反応する可視光応答型のタイプ、車やトイレなどの匂い対策に特化したタイプの3種類を用意。パソコンやタブレットなどの電子機器から窓ガラスまでさまざまな場所に使用が可能だ。

カケンテストセンターの試験では、抗菌の強さを表す抗菌活性値が一般的に効果の認められる倍以上である5.1を記録。また、奈良県立医科大学の試験では、新型コロナウイルスの粒子の減少が確認された。

「今後は代理店展開に力を入れていきます。各県に2、3店舗の加盟店があるようにしていきたい」（牧村代表取締役）