タカラスタンダード(大阪府大阪市)が、2022年3月期第1四半期の決算を発表した。連結売上高は前年同期比13.6%増の498億5600万円で2期ぶりに過去最高を更新した。利益面では、営業利益は同178.4%増の37億2400万円、経常利益は同156.3%増の39億3600万円、純利益は同168.7%増の27億1700万円の増収増益となった。
製品部門別売上高では、アルコール除菌でも劣化しないなどの特徴を持つ「高品位ホーロー」の訴求などから、特にリフォーム市場で新生活様式の浸透に伴う商品の拡販が進み、キッチンが同10.9%増の294憶6200万円、浴室が同24.9%増の121億1600万円、洗面化粧台が同10.5%増の54億1600万円とすべての売上げが前年を大きく上回った。その結果、住宅設備関連事業の売上高は、同13.6%増の497億6200万円、営業利益は同187.4%増の497億8000万円となった。

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