原液使用タイプのため希釈する手間と時間が必要なく、年間に300万箱販売している接着材がある。ウォールボンド工業(群馬県邑楽郡)が販売する壁紙別でん粉系接着剤ウォールボンドシリーズだ。従来は作業前に希釈・撹拌する接着剤が主流で、水の性質や接着剤の濃度によって品質にばらつきが出ていた。ウォールボンドは原液で使用可能で、作業の手間を少なくできる。
1番人気のウォールボンド100
ウォールボンド工業
「現場の方からは、『原液でそのまま使用ができるため、作業時間の短縮・新築やリフォーム時に安定した壁紙の施工ができる』などの好評の声をいただいています」(営業部、河田真人取締役)
貼り付ける壁紙に合わせた種類の接着剤を展開。一般の壁紙や、フィルム系壁紙、特殊素材壁紙など、壁紙に合わせた製品を用意する。材料にでん粉を使用しており、接着力が強く、ゆっくりと乾いていくため、オープンタイムが十分に取れ、作業時に時間をかけながら丁寧に塗ることが可能だ。
「原液でそのまま使える接着材の認知度はまだまだ低いです。蓋を開けた瞬間に使えることで作業の手間を削減できることや、壁紙の材質ごとに特化した接着剤で綺麗に貼り付けができることなどのメリットが多くあります。みなさんに使用していただき、効果を実感してほしいです」(河田取締役)
1番人気のウォールボンド100の容量は1箱18kg。

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