洗面スペースは、家族が一日に何度も利用する場所ながら、水回り特有の清掃性や物の収納量などが優先されることが多かった。しかしおうち時間が増えた今、忙しい朝のルーティーンから、確実に回数が増えた手洗い・うがい、洗濯物や着替えの整理、ガーデニング作業から入浴後のボディ・ヘアのケアまで・・・家族が「多目的」に使用するニーズが高まっている。心地よくモチベーションの上がるようなデザイン性、ロスのない動線や使い勝手のよい機能などを意識して提案しよう。
クローズアップ建材 おしゃれな洗面
最近のシステム洗面台は、ボウルや水栓、カウンター、鏡、照明、キャビネットなどのパーツをスペースや好みに応じてカスタマイズできるものが主流になっている。
洗面ボウルは、埋め込みタイプとベッセルタイプ(上置き)では印象が大きく異なる。また鏡は、女子あこがれの「女優ミラー」のように、顔に影ができないLEDライトと一体化したものに人気がある。
センサーでオン・オフ可能な水栓や照明は、汚れた手で触らずにすみ、衛生的だ。
- L型カウンターで洗面もケアも
- Lクラス ラシス「サロンアラメゾン」[パナソニック]
- 水回りのウェットゾーンとメイクやケアのドライゾーンの動線を考えたレイアウト。メイク中にパフを濡らしたい時は、座ったままタッチレス水栓に手をかざして水を出せる。朝の身支度から夜のケアまで、女性の「キレイ」をサポート。

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