風除室(玄関フード)を設置するメリットは、玄関に「直接冷気や花粉、ほこりが入るのを防ぐ」「積雪や凍結を防ぐ」ほか、「郵便や新聞などの水濡れを防ぐ」「玄関ドアの劣化を抑える」などが挙げられる。昨今では意匠性や機能性の高い商品が数多く開発されており、なかでもノンレールタイプのドアは、その筆頭格。季節や天候に左右されない快適なエントランスまわりの実現を追求したい。
クローズアップ建材 風除室(玄関フード)
北国の住まいでは設置されることが多い風除室(玄関フード)。サンルームとも似たものだが、玄関前を囲うようにガラス張りで設置して、防寒や風雪雨よけの役割を果たしている。住宅だけでなく、公民館やスーパーといった施設にも設置されているところも。建物の境目にもうひとつ空間を作ることで、屋内の断熱性や遮音性を高める役割も果たす。
また、積雪や強風で玄関ドアが開けられないというトラブルも防止。長靴やスコップ、清掃用具の収納や、植物やスポーツ用品などを置くスペースとしても活用されている。鍵付きのものは防犯対策にも一役買っており、外玄関として使いやすいよう郵便受けや表札、インターホンなどが設置可能な商品も開発されている。
- ノンレール引戸にドアタイプも、豊富な開口部
- 風除室 暖たす[三協アルミ]
- 形状に合わせL型やI型の納まりバリエーションと引戸タイプやドアタイプといった豊富な開口部バリエーションを選択することができる。
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I型ドアタイプ
ドアノブは押すだけでラッチが解ける操作性に優れたプッシュプルハンドルのほか、レバー錠、握り玉を選択可能L型引戸タイプ
ランマFIX付き引戸、側面は上下FIX付き引違い窓を選択したパターン

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