暖かな陽射しや風とともにやってきた春本番。遠出をしなくても、庭先にウッドデッキがあれば自宅で手軽にアウトドア気分が味わえ、ガーデニングや子どもの遊び場など幅広く活用できる。温かみのある優しい雰囲気を演出するだけではなく、環境に配慮した素材を使用しながら質感がありデザイン性に優れたものや、キズや汚れがつきにくく手入れしやすいものなど、各メーカーがさまざまなタイプを展開している。
クローズアップ建材 ウッドデッキ
人工木のウッドデッキは、天然木の木粉と樹脂(プラスチック)を主原料として作られるほか、木粉を一切使用していないものもある。天然木のデメリットである「腐敗」「虫害」「ランニングコスト」を克服しながら、天然木のような自然な温もりが感じられる質感を持つ素材として、ニーズが高まっている。人工木はエクステリア材の主流になりつつあり、デッキ材以外にもフェンス・ベランダの手すり・ルーバー、遊歩道など、さまざまな場所で活用されている。サイズやカラーバリエーションも豊富で、長期間にわたって紫外線や風雨にさらされても色褪せが少なく塗り直しの必要がないのは、やはり大きな魅力だろう。
- 住宅とのデザイン調和と設置対応力
- 樹ら楽ステージ[LIXIL]
- 芯材部は100%リサイクル材の樹脂と木粉を使用し環境に配慮。豊富なデザイン・カラーバリエーションでインテリアとも調和する。太陽光線を反射し昇温抑制効果のある特殊タイプの顔料を採用、表面温度の極端な上昇を抑える。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)6,7面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)19面
-
1654号(2025/06/23発行)4,5面
-
1654号(2025/06/23発行)2,3面