LIXIL(東京都江東区)は6月1日、システムキッチン「ノクト」を発売した。同社のキッチンの中級価格帯商品である「アレスタ」に変わる新ブランドとなる。最大の特徴はキッチンテーブルが付くこと。パソコンを広げて「在宅ワーク」に使うこともできるニューノーマルな暮らしに合う商品だ。
中級価格帯の主力品
新たな中級価格帯商品となる「ノクト」
新商品ノクトはLIXILの中級価格帯キッチンの新たな主力商品だ。同社のシステムキッチンの主なラインナップは、高い順にリシェルSI、アレスタ、シエラS。中級価格帯のアレスタは廃盤となり、代わりに登場したのがノクトとなる。この価格帯では、クリナップのSTEDIAという人気商品があり、競争に勝つには差別化が必須だ。
ノクトは既存のキッチンやライバル商品と異なる特徴をもつ。その1つがキッチンテーブル。似たものとしてキッチン「カウンター」があるが、今回のキッチンテーブルはカウンターに比べて高さが低い。具体的には高さ70センチほどで、これは標準的なダイニングテーブルの高さと同じ。
「高すぎない」設計が利用のしやすさに繋がり、料理を食べたりすることはもちろん、ここで在宅ワークをしたりもできるように考えられている。テーブルの両端の足下にはコンセントが付いており、PCやスマホの充電に使えるというこだわりの設計も。

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