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"女性視点"の製品で表彰TOTO

"女性視点"の製品で表彰 TOTO

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 TOTOはこのほど、経済産業省が行う「ダイバーシティ経営企業100選」に選ばれたと発表した。

 この表彰制度は、女性・外国人・高齢者・障害者を含む多様な人材を活用して、事業における、イノベーションの創出や生産性向上といった成果を上げている企業が対象。ダイバーシティは「多様性」を意味する。同制度は来年度以降も継続される見通しで(今年度は43社が選出)、累積で100の企業が表彰される予定だ。

 TOTOは2005年に社長直轄の、女性社員の能力発揮や意識改革などを促す「きらめき推進室」を設置。10年度には、同部署を人財開発本部に移管し「ダイバーシティ推進グループ」に改称、障害者の雇用促進などにも力を注いできた。同社は、女性技術者による「女性視点」でのヒット製品誕生のベースには、こうした取り組みがあるとの認識を示している。

 社員にとっての"働きやすい職場環境"の実現を重んじる同社は、昨年には「第6回ワーク・ライフ・バランス大賞(日本生産性本部)」で優秀賞に選ばれ、この年2月には、仕事と子育ての両立支援に優れた企業として、次世代認定マーク「くるみん(厚生労働省)」を取得している。

 2017年の創立100周年に向けて多様で強い人材の育成と、企業理念の1つ「1人ひとりの個性を尊重し、いきいきした職場」を目指す。

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