バクマ工業、新色グレーの給気口発売 定番の白以外という選択肢

換気口などの住宅設備機器を製造するバクマ工業（新潟県三条市）は、このほど「樹脂製プッシュ式レジスター」「樹脂製角型レジスター」の2製品に、新カラーとなるグレー色を追加発売した。

2製品は、自然給気用の室内換気口。プッシュ式レジスターは、プッシュ部分を軽く押すだけで全開、中開、小開の3段階風量調整ができる。薄型のシンプルなデザインで、さまざまな地域で採用可能。一方の角型は、コールドドラフト軽減構造となっており、寒冷地での採用が多い。今回のグレー色は、「壁色に合わせ給気口を塗装している」「やむを得ずホワイトの給気口を選択している」といった現場の声から開発を決めた。

新カラーとなるグレーのレジスター

同社では2020年に、グレーに先駆けブラックを発売。白以外の給気口はインテリアの一部にもなると好評を得ている。

営業本部の佐野敦塁本部長は、「ホワイトしか選びようがなかった中で、お客様の選べる選択肢が増えたら作った甲斐があります」と話す。

サイズはダクトに合わせ、それぞれ直径100mmと直径150mmの2種類がある。プッシュ式レジスター直径100mmの金額は2550円。角型レジスター直径100mmの金額は2400円。それぞれオプションでPM2.5対応＋空気清浄フィルターなどの機能性フィルターを、ホームページで販売している。また、日本塗料工業会が出す色票番号を指定して、1点から給気口をカスタムオーダーすることもできる。

営業本部　佐野敦塁本部長