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LIXIL決算発表、最終利益67%減価格転嫁間に合わず

LIXIL決算発表、最終利益67%減 価格転嫁間に合わず

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LIXIL(東京都品川区)は、2023年3月期の連結決算(IFRS)で大幅な減益となった。最終利益は前年同期比67.1%減の160億円に。日本基準の営業利益にあたる事業利益は前年同期比60.3%減の257億円、事業利益率は2.8ポイント減の1.7%となった。一方、売上収益は1兆4960億円で前年同期比4.7%増となった。

価格転嫁までタイムラグ

今期は増収増益を見込む
LIXIL 今期は増収増益を見込む

原因となったのは、原材料費や資材の高騰、円安の影響だ。ロシアのウクライナ侵攻でサプライチェーンが乱れ、物流遅延によりコストが上昇したことも要因として挙げた。瀬戸欣哉社長は、「大変残念な結果になってしまいました。価格改定を実施するまでタイムラグが発生し、第4四半期までに解決することができなかった」と険しい表情を浮かべた。さらに22年10月以降、新築着工数が急激に減少したことも主要因のひとつとしている。

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