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壁面で太陽光発電を積雪の影響なし

壁面で太陽光発電を 積雪の影響なし

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 積雪の影響を受けない太陽光パネルの設置工法が注目を集めている。これは屋根ではなく壁面に太陽光パネルを設置する工法で、施工するのは北海道札幌市のトミタ。同社は今年から発電効率をさらに向上させる工法が可能になったことから、同工法を北海道以外の積雪の多い地域にも広める。

北海道など積雪量の多い地域でも発電量が落ちにくい壁面設置太陽光

北海道など積雪量の多い地域でも発電量が落ちにくい壁面設置太陽光

 同社はメーカーの認可を受け、同工法を「ファイン・フィット・パネル・シリーズ」という名称で展開している。これまでの壁と並行に設置する工法「ファインウォール」の場合、屋根設置の太陽光と比べ、発電量は約65%ほどだった。今年から可能になった壁面に対して角度をつける工法「ファインウォールSタイプ」の場合、屋根設置に比べ発電効率は約85%となっている。

 「これまでの壁面太陽光の実績は15棟。今年は他の業者と協力して北海道以外にも販路を拡大し、50棟の施工を目指します」(佐山廣和社長)

 壁面ソーラー設置システムの施工単価は1キロワット当たり45万~50万円。

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