点消化や火加減の調整などを手作業する必要がなく、簡単でおいしい料理ができれば言うことはない。昨今のキッチンコンロにはそんな快適機能が備わっている。
クローズアップ建材 最新コンロのここがポイント
「時短」「便利」にとどまらず、毎日の料理時間をもっと楽しく過ごせるビルトインコンロが人気だ。
調理中の現在温度を見える化する独自の温度自動調節機能では、火元でこれまでの経験や勘に頼らなくても、誰でも安定した調理が可能になっている。調理と並んでコンロの使用頻度が高い湯沸かしやゆで卵作りも、自動点消化と保温機能によって個々の好みに合わせた仕上がりにしてくれる。
グリルは、これまで焼き魚の調理専用で使う人が多く、それは調理後の焼き網や受け皿などの掃除に手間取るのが主な理由だった。焼き網をグリル皿に変え庫内形状をフラットにして掃除しやすくしたことで、他メニューでも調理活用が増え、ニーズの高まりから搭載機種は各社で増えている。
自動調理や時短調理、冷凍食材の調理のしやすさで、ともすれば煩わしくなりがちな手入れを含む料理という営みが快適で楽しいものになれば理想的だ。
- 煮物をトータルで自動調理
- マイトーン[リンナイ]
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煮物調理の火力を自動調節し、加熱時間を設定するだけで消火までコンロが自動で調理する「煮物機能」を搭載。沸騰後に自動で保温と消火が可能で、タイマー設定しておけば沸騰後に保温を続け、湯わかし以外にゆで卵を作るのにも便利な「湯わかし機能」を左右両バーナーに備え利便性が向上した。

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