THA(神奈川県横浜市)は、社長をAI化して社員育成やマネジメントに活用する新しいサービス「AI社長」の提供を9月から開始した。
教育やマネジメントに活用
社長をAI化して社員育成やマネジメントに活用する新しいサービス
社長の考え、経験などをAIにインストールすることによって、1.5〜2カ月で社長をAI化。具体的には、LINEにさまざまな相談内容を入れると社長本人が直接回答したような返答が得られるサービスとなる。
「建設業や不動産業の社長はみなさん忙しくて時間がない。加えて、とても思いが強い方が多いのに、社員に伝わっていないケースがあります。そうした課題をAIで解決できるのではと考え、日本住宅保全協会の深川さんと共にサービスを開発しました」(西山朝子社長)
具体的な営業ノウハウ共有から困りごとの相談など幅広い内容に対応可能。誰がどんな相談をしたかの詳細は非開示とするが、相談内容の概要はレポートでまとめ、導入企業に報告する。
「例えば、テレアポが上手くいかず断られた時にどうするかというとき、社長に直接聞くことができるようになります。完全ではないですが、ほぼ社長の考えを再現できます」と西山社長。
人材採用の際にAI社長を使って社長の考えを知ってもらうことや、実際に社長に仕事の相談をする前にAI社長にトライアルしてみるといった利用も想定する。
THAの西山朝子社長(左)、日本住宅保全協会の深川真樹理事(右)

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