伊藤忠商事(東京都港区)は昨年12月25日、建材メーカーの大建工業(大阪府大阪市)を完全子会社化した。伊藤忠商事が100%を出資するBPインベストメント合同会社による公開買い付け(TOB)が成立。大建工業は12月21日に上場廃止となった。
海外事業の強化が狙い
伊藤忠商事は説明会で買収の狙いについて公表した。理由のひとつは国内戸建て事業において、残存者利益を獲得することだ。新築市場が縮小し、競争が激化するなかで経営を効率化することで生き残りを図る。また、国内戸建て事業に代わる成長分野として国内非戸建てと海外事業を強化する、と宣言した。
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