神谷コーポレーション湘南、デニム生地の室内ドア展示 岡山の無人ショールームに

室内ドア専門メーカーの神谷コーポレーション湘南（神奈川県伊勢原市）は、岡山県産のデニム生地で室内ドアを製作。1月20日より、岡山県に開設する無人ショールームで初展示する。

同社は無人ショールームの開設にあたり、全国的に有名な岡山産デニムに着目。営業サポートの女性2人が発案し、社内の新商品開発コンテストでの入賞を経て製作に至った。

ジーンズの雰囲気や世界観にこだわって制作

製作の際、ジーンズの世界観を意識して革パッチや赤タブ、黄糸のステッチなどを再現した。具体的には、デニム生地は濃紺2種類を選び、それぞれドアの表裏に配置。同社オリジナルの本革製ヒップラベルやタブを作成し、ドアに取り付けた。また、ハンドルはヴィンテージ感にこだわり真鍮製を採用。60cmのロングバータイプと20cmのショートハンドルタイプを用いた。

ドアはスイング戸で、サイズは900mm×2700mm。生地の角や手が触れる部分はデニム特有の経年変化があり、ハンドルも使い込むほどに真鍮ならではのくすんだゴールドの色合いに変化していく。

同製品は、無人ショールームのオープンに合わせて特別展示するが、要望があれば販売を検討するという。