木耐協(日本木造住宅耐震補強事業者協同組合・東京都千代田区)は1月11日、都内で26回目となる全国大会を開催。230人が参加した。先の能登半島地震を受け、耐震化の重要性を訴えた。
耐震化の重要性を訴え
開会直後、会場全体で1分間の黙とうを実施した。開会の挨拶で小野秀男理事長は「29年前の阪神・淡路大震災をきっかけに立ち上げた木耐協も、26回目の全国大会となります。阪神淡路の震災当時、亡くなった方の多くは2階建て木造住宅の1階に寝ていた。それから木造2階建て住宅でも構造計算をしてほしい、ホールダウン金物をつけてほしいと伝えてきました。しかし今回も同じことが起きた。約30年言い続けていますが、まだ変わっていない」と語った。
現時点で被災地の調査はできていないが、組合員に向けて継続的に情報発信をしていく、とした。

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