TOTO(福岡県北九州市)は、1月16日にメディア向けの新春懇親会を開催した。冒頭、清田徳明社長は、新共通価値創造戦略「『TOTO WILL2030』を邁進する」と宣言した。これは、同社が長期視点で実現したい姿を示したものだ。理念は「社会の発展に貢献し、水まわりを中心とした豊かで快適な生活文化を創造する」。具体的には、サスティナブルプロダクツの商品構成比を2020年の69%から2030年には78%にすること。商品使用時の水消費削減量を9億立方メートルから17億立方メートルにすること。2030年度の売上高を9000億円以上、営業利益率10%以上を目指すことなど。
次に清田社長は、キッチンの「「THE CRASSO(ザ・クラッソ)」が昨年、国際的に権威のある「レッドドット・デザイン賞2023」を受賞したことを報告した。「クラッソは、ぱっと見て一目ぼれするお客様もいらっしゃいます。キッチンはリビングの中心で、華にならないといけない」と清田社長は本紙の取材に答えた。

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