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買取再販事業の最大手、カチタスグループ(群馬県桐生市)。同社のグループで、主に全国の主要都市で戸建ての買取再販を担うのがリプライス(愛知県名古屋市)だ。前期は1718戸の販売で年商は394億円。牛嶋孝之社長は「無理して新築を買う時代ではなく、中古が選択肢に入ってきている」と語る。
中古戸建て軸に年商394億円
単価は2300万円
リプライスが再生した戸建て住宅の事例。中古でも内外装を刷新しているため、中古特有の見た目の汚さなどは払拭されている
リプライスは中古住宅を買い取り、リフォーム後に販売する買取再販を柱とする企業だ。新築に比べて割安な価格が、40代前後のファミリー層から支持され、2023年3月期は年間1718戸の販売に成功。売上高は394億円にもなる。
平均販売価格は約2300万円。「周辺の新築に比べて500万〜700万円くらい安いと思います。中古でもリフォームされていますし、瑕疵保険も付いています」(牛嶋社長)
戸建ての取り扱いが7割だ。前期ではマンション470物件に対して、戸建ては1248物件。「戸建ては仕入れや査定の難しさがあり、参入障壁があります。マンションに比べて競合が少ないため戸建てを伸ばしています」(牛嶋社長)
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