いくら冷房を強く稼働しても、窓から強い日光が入り続ければ室温は下がりにくい。暑さの元を断つ最新の遮光アイテムで、安全・快適な夏を過ごそう。
クローズアップ建材 夏対策 注目アイテム
近年は、4月から夏日や真夏日になることもあり、高湿度になる時期も早まっている。年々長引く夏に向けて、壁や屋根のほか、窓や玄関といった開口部への断熱対策も欠かせない。熱中症が最も発生しやすい場所は室内で、全体の4割にものぼるというデータも見逃せない。家の中でも、夏場室内に流入する熱の7割ともいわれる「窓からの熱対策」がされていなければ、まったく安心できないのだ。
そこで注目すべきは、最新のサンシェードだ。紫外線と日光カットはもちろん、夏場の強い雨に適応した高耐水性素材や、ポールポケットが付いて物干し竿を兼ねるものもある。室外ブラインドは、カーテン等に比べて日射侵入率が下がり冷房効率が格段に上がるほか、オーニングの設置でエアコン稼働率が3分の1になるという研究結果もある。
このように、外側設置の日除けアイテムで、室内への日差しを調整し、省エネで安心・快適に過ごせるのだ。

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