各メーカーとも、節水というエコロジーを実現しながら、強力な洗浄力で衛生管理もしやすいトイレを揃えている。世界最先端の技術水準に注目した。
クローズアップ建材 トイレのおすすめ機能
昨今のトイレはどれも「節水・防汚・洗浄機能」が大変優れており、デザインの好みしか選ぶ基準がないほどだ。
洗浄機能と節水機能は、どちらもトイレにとって欠かせないものだ。水量を少なくしても洗浄力を高めていくために、水流や便器の形状等、工夫が凝らされている。これらの技術革新により、少量の水でも汚れを最大限取り除くことが可能になった。
また、例えば、便座のリフトアップや一時的に便器内の水面を下げられる機能、フチ裏を廃した形状や泡を使った洗浄などといった、掃除のしやすさに配慮したものも多い。
便器全体が汚れが付きにくい表面素材になっていることも重要だ。陶器表面に汚れの元になる水酸基が付きにくい加工がしてあるものや、非陶器の有機ガラス系のものは清掃性が高く、衛生管理がしやすい。

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