床暖房メーカーのミナミヒーティングプラン(東京都稲城市)が室内側から既存窓サッシに取り付け可能な樹脂パネルの販売を開始した。
既存のガラスとの間に空気層を持たせ、容易に断熱二重窓化でき、省エネ性能を高めることができる。
窓を手軽に2重化する
最大の特徴は特許工法による特殊金具クリップを用いた工事の簡単さ。サッシにビス穴を開けることなく、クリップを窓に止め、そこにはめていくだけで樹脂パネルの取り付けができる。
窓を傷付けずに特殊クリップで取り付けられる
樹脂パネルは温度変化によって膨張するため、テープによる固定では外れやすく、ビス穴を開けると割れやすいという弱点があるが、この工法はこれらの弱点をクリアしている。取り外しも行え、現状復帰が可能であるため、賃貸物件にも施工できる。
樹脂パネルは割れにくいため、防犯性能や転倒によるけがの防止効果もある。高齢者向けの住宅や学校での採用事例も増えているという。
「省エネ提案の中でも、工期が短くコストも抑えられますから、気軽に取り組んでいただける商材だと思います。夏に向けてリフォーム会社さんのキャンペーン商品としても集客力が高く面白いと考えています」(村上誠社長)

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