パーパス(静岡県富士市)は、現在発売中の家庭用ガスコージェネレーションシステム・エコウィル(以下、エコウィル)「SCS‐001」に一部改良を加え、停電時のためのブラックアウト対応ユニット「SCS‐BCUI」を搭載した製品の受注をこのほど開始した。
ブラックアウトに対応
エコウィルは、ガスを燃料とするエンジンで電気と湯をつくり、給湯はもちろん、追いだきや温水暖房までできるシステム。同商品は、エンジン部分を含めた発電ユニット・貯湯ユニット・制御システムすべてを自社開発し、施工からメンテナンスまで一括サポートが可能となっている。
東日本大震災で計画停電を含む大規模な停電が発生し、停電時対応へのニーズが高まったことを背景に、今回のブラックアウト対応ユニットの開発を行った。ブラックアウト対応ユニットは計画停電など、あらかじめ決まった時間の停電は、事前に発電モードにすることで自動的に自立運転モードに切り替える。
また、ユニット内にオプション品の専用バッテリーを装着することで、不測の停電時にも自立運転が可能となる。

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