フランス、パリのエッフェル塔の改装工事で国内養生材メーカーの養生材が使用された。使用されたのは養生材専業メーカーのエムエフ(大阪府大阪市)の商品。高い性能と使いやすさが評価された形だ。
現在、フランスのエッフェル塔は1889年の完成から124年が経っており、「親近感」「魅力的」そして「エコロジー」の3つのキーワードを軸にした改装工事が行われている。地上57mに位置する2階部分は、全面ガラス張りとなり、内部には博物館やレストランなどがオープンする予定。その2階部分の内装工事で同社の養生材が使用された。壁や柱、開口部上部など使用箇所に適した3種類の養生材と養生テープが使用された。
壁や柱など3種類の養生材を使用
ヨーロッパで日本企業の養生材が使用されるケースはまれ。北欧のメーカーの商品などのシェアが高く、記念すべき採用となった。
「用途に合わせてしっかりと養生材を施工いただいており、大変嬉しく思います。世界的に有名な建築物であるエッフェル塔工事に弊社商品が関わらせていただけたこと、お役に立てたことを光栄に思います」(前川勝社長)

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