自動車用防振ゴム大手の東海ゴム工業(愛知県小牧市)が同社の住宅建材を展示する実物大の木造住宅ショールーム「住テクLabo」をオープンした。新商品などの実験開発にも活用される。
住テクLaboの外観
1階に同じ構造の2室を設け、階上で人為的に子供の飛び跳ねる音や歩行音を再現し、床の衝撃音を低減する「重量床衝撃音ダンパー」の有無で効果を比較体験できる展示がある。他にも、同社の制震装置「TRCダンパー」や窓用高透明省エネフィルム「リフレシャイン」などが実際に施工されており、効果や仕組みを理解できるようになっている。この施設から同社のコア技術であるゴムの高分子配合技術を生かした、住宅の安全性、居住性を高める製品の情報を展示や体感によって発信していく。
2015年度を最終年度とする中期経営計画で「住環境」「医療・介護・健康」を重点成長分野と位置づけており、2015年度には住環境分野で150億円の売上を計画している。

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