TOTOは、「2014-2017年度中期経営計画」発表会を開催した。国内リモデル市場強化と、海外事業のシェアアップを目指す。2017年度の売上高計画は2013年度比17%増の6500億円、営業利益は同29%増の610億円。売上高比率については、2013年度に79%あった国内事業は70%に、海外事業を18%から24%に、新領域事業を3%から6%にする。
国内住設事業の売上高目標は2014年度計画比で11%増の売上高4550億円、営業利益は同58%増の370億円。営業利益率は同プラス2.5ポイントの8.1%。売上高4550億円のうち、リモデルでは3230億円を計画。
国内住設事業ではリモデル事業に注力する考え。リモデル事業の推進策は主 に2つ。1つはリモデル適齢期である50~60代向けに「備えるリモデル」提案をしていく。
2つ目は中古住宅流通への対応。首都圏を中心に増加している中古マンションのリフォーム需要を取り込んでいく考え。
喜多村社長は「マクロ的に見れば今後新築着工数は約2割減少するが、リモデルは年率3%で伸びていく。リモデル事業についてはその割合以上の売り上げ増を見込んでいます」と話した。

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