LIXIL(東京都千代田区)は、初の戸建て住宅リフォーム専用システムバスルーム「Remore(リモア)」を4月1日から販売開始した。

"戸建てリフォーム専用"「Remore」の施工
同商品は、昨年発売し好評の中高級向けユニットバス「SPAGE(スパージュ)」のコンセプト「湯を、愉しむ。時を味わう。」はそのままに、戸建て普及帯のリフォーム特化シリーズとして新たに投入したものだ。
これまでの浴室リフォームでは、その約半数を占める在来浴槽からのリフォームの場合、解体するまで床下や天井裏、排水管の状況などが分からないことも多く、現地で施工上の課題が発生してしまうことがあった。
今回発売の同商品は、240mm~590mmの高さに対応する「ボルト脚」や、配管接続を容易にする「排水管キット」、現場でドア位置を変更できる「フィラ―折り戸」を揃え、リフォームでの現場対応力を高めた。
価格は、スタンダードプラン(1616サイズ)で85万円~(税別、工事費別途)。
年間の販売目標は、新築用の「アライズ」と合わせて22万台。同社では現在の普及ゾーンのユニットバスのシェア28%台を30%に向けてアップを図る。

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