ハウステック、都内10年ぶりの新店

　ハウステック（東京都板橋区）は、このほど、「ハウステック東京ショールーム」を板橋区にオープンした。

梁の取り合いや、収納の様子なども確認できる展示が特徴

　ショールーム内の展示は、特にリフォームへの対応を重視した構成。システムバス7台、システムキッチン5台を中心に、リフォームのイメージが一目見て分かる作り込んだ展示となっている。　

　「梁」「配管スペース」「間口」「奥行」など、リフォームに付き物の「取り合い」に対応できる製品やアイテムを展示するなど、随所に工夫を凝らした。

　都心部のショールームということもあり、マンションリノベ、賃貸リフォームを意識した展示も多い。浴室リフォーム関連では、外壁貫通設置型ガス給湯機器「カベピタ」の設置方法を展示。賃貸物件で多いバランス釜からの交換や、在来浴室からのリフォーム手法を紹介している。

　自社製品のほか、同社取引先が取り扱う設備機器や建材、内装材等の一部も参考品としてコラボ展示。

　水まわり製品単体だけでなく、照明器具の違いによる空間の見え方の違いや、壁・床のデザインによる空間コーディネートなどもワンストップで確認できる場とした。

　「約10年前、東京都千代田区のショールームを閉館して以来の、東京23区内のショールームです。新築はもとより、大量の住宅ストックを抱える首都圏のリフォーム需要の取り込みを図ります」（営業本部営業企画室　ショールーム運営部長　森山英樹氏）