LIXILグループ(東京都千代田区)は、住宅・サービス事業領域における中間事業持ち株会社として「LIXIL住生活ソリューション」を設置した。
同領域の各事業会社が独自に展開してきた事業者向けサービスをつなぐプラットフォームとして、ワンストップできめ細かいサービスの提供を目指す。また新たな事業として、住まい関連サービスを生活者向けに提供する。
同社の傘下となる事業会社は、住宅フランチャイズ事業を手掛ける「LIXIL住宅研究所」、住宅販売事業を手掛ける「クラシス」、不動産事業などを手掛ける「LIXILリアルティ」、地盤調査・建物検査事業を手掛ける「ジャパンホームシールド」の4社。
新サービスとして7月から、ジャパンホームシールドと連携して、住宅診断サービス「インスペクションNext」をスタートする。
また消費者向けのサービスとして、住まいの売却、購入、リフォーム時の困りごとに対応する相談窓口サイト「ホームサポーター」、住まいと暮らしをテーマに人と情報が集まる"おうちのレシピコミュニティ"「HOMEPAD」を開設する。
記者発表会で、同社社長に就任した松村はるみ氏は、「事業会社の連携と、ニーズがある生活者との情報ギャップをつなぐ機能を持つ場として新事業を展開していく。LIXILグループが目指す住生活総合企業としての広がりをつくっていきたい」と語った。

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